一般的な症状 首の痛み
その首の痛み、どうせ良くならないと諦めていませんか?
例えば…
・昔から痛いから慢性化的な痛みになっている
・以前マッサージや整体を受けたが改善しなかった
・姿勢が悪いと指摘されるが、姿勢をよくするとすぐ疲れてしまう
・上を向くと痛みがあったり、向きにくさがある
・座り仕事で首がズキズキしてきて、つい首に手を当ててしまう
どうして首が痛くなるの?
1.不良姿勢等により長時間首に負担がかかったとき
2.腰や肩、ひじ等の関節が固く、代わりに首が動きすぎて負担がかかっているとき
3.首自体が変形してしまったとき
1.不良姿勢等により長時間首に負担がかかったとき
頭が首の骨、つまり頸椎の真上に乗っかっていれば、頭は頸椎という柱で支えることができます。
この位置から、ボーリングの玉くらいの重さの頭が前方に移動したらどうでしょう?
頚椎の柱から前方に落ちそうになってる頭を、首の後ろ側の筋肉が一生懸命引っ張って支えなくてはいけません。重りを引っ張るクレーンのワイヤーのようなものです。重労働で頑張った筋肉はやがて疲れ果てて、こりの完成です。
また頭の前方移動により頚椎のカーブが変化してきます。
頚椎は7つの椎骨で構成されており、上2つを上位頚椎、下5つを下位頚椎と呼びます。
正常な頚椎のカーブは上位頚椎が前に曲がり、下位頚椎は後ろに反ります。
頭の前方移動によって頚椎の正しいカーブが損なわれ、頭痛の原因にもなります。
2.腰や肩、ひじ等の関節が固く、代わりに首が動きすぎて負担がかかっているとき
身体は動きの悪いところの代わりに動きの良いところを代わりに使い、「代償性」という働きがあります。
例えば後ろを振り向くさい、肩が前にでてるような肩関節が固い状態ですと首が余計に回らなくてはいけません。
3.首自体が変形してしまったとき
(1)頚椎椎間板ヘルニア
頚椎ヘルニアは頸椎の疾患の中でも頻度の高い病態の一つです。
椎間板はブロック状の椎骨と椎骨の間に存在し、脊柱に可動性を持たせながらクッションとしての役割も担っています。
症状はヘルニアの突出方向にもよって異なりますが、
首肩コリ・運動制限・咳やくしゃみで放散痛。(頚椎症状)
片側の腕と手指へのしびれ・筋力と感覚(触られた時に感じ取りにくい)の異常。(神経根症状)
さらに体幹・足に広がり、階段は手すりが必要になり
重度の場合は排尿不全を自覚することもある。(脊髄症状)
(2)頚椎症
加齢により、骨と骨の間にある椎間板のクッション機能が徐々に低下していき、
頚椎自体に強い負担がかかることによって変形しやすくなります。
その変形した頚椎に伴い、神経を圧迫されると腕のしびれや首の痛みが出現します。
(1)と(2)はしびれと痛みで症状は似ていますが、(1)は20代~40代に多く、(2)は40代以降に多いです。
どちらの症状も放置していると悪化するので早期の対応が必要になります。
(3)後縦靭帯骨化症
骨と骨をつなぐ靭帯がなんらかの原因で肥厚し、骨化することにより脊髄の通り道である脊柱管を狭窄してしまい
頚椎症と同様の症状が出現します。原因不明な点が多く、難治性疾患の一つです。
診断は画像検査により判別されます。
カイロプラクティック検査・整形学検査を行い、先ずは当院で施術が可能かどうか
判断してからわかりやすく説明した上でその症状に合わせた適切な施術法を選択し、
効果的に進めていきます。
先ずはお気軽にお問い合わせください。